iPhoneマニアのイギー(@iggy3_tokyo)です。
Appleが開発中と噂の折りたたみiPhoneについてスペックを解説していきます。
なお、この記事はリーカーや海外メディアによるリーク情報と噂などを元に予想を交えながら構成しています。
(トップ画像参照:EverythingApplePro EAP)
タップできる目次
噂されている折りたたみiPhone スペック
噂されている折りたたみiPhoneですが以下のようなスペックが予想されています。
折りたたみiPhoneの発売日・予約開始
・フレキシブルOLED(有機EL)ディスプレイ搭載
・外側と内側に1つずつディスプレイを搭載
・A15 BionicまたはA16 Bionicチップ搭載か
水平方向に折りたたむタイプと垂直方向に折りたたむタイプをテスト中?
(2020年12月29日追記)
Apple内部の情報に詳しい著名リーカーのJon Prosser氏はFRONT PAGE TECHで、折りたたみiPhoneに関する最新情報を伝えています。
Jon Prosser氏によると、折りたたみいiPhoneの試作機(プロトタイプ)には、以前から噂のある垂直方向に折りたたむGalaxy Z Foldに似たタイプの他に、もう一つ異なったタイプが存在するとのこと。それは、水平方向に折りたたむGalaxy Z Flipに似たタイプ(クラムシェル型)です。
Appleには、2種類の折りたたみiPhoneの試作機が存在しており、主要サプライヤーのFoxconn(フォックスコン)では2つの試作機に対してヒンジ(折りたたみ開閉部)の耐久テストが実施されているとのこと。
折りたたみiPhoneにはサムスン製のフォルダブル有機ELディスプレイが搭載されるようです。マイクロLEDではないとのこと。
なお、まだ具体的な生産スケジュールに関する情報はなく、Appleは現段階では2タイプの試作機のうち、どちらを製品化するかは決めていない模様です。
個人的には、垂直方向に折りたたむGalaxy Z Foldタイプが製品化されるといいなあと思います。おそらくiPhoneでiPad並みの大画面ディスプレイの搭載が可能になるでしょうから。
(参照:FRONT PAGE TECH)
フレキシブルOLEDの折りたたみiPhoneが開発中か
(2020年12月21日追記)
DIGITIMESなど海外メディアのリーク情報によると、AppleはフレキシブルOLED(有機EL)ディスプレイを搭載した折りたたみ型のiPhoneを開発中とのことです。
Galaxy Z foldのような1枚の大画面有機ELディスプレイを内側に折りたためる構造の端末を開発中とのこと。
折りたたみ式スマートフォンの先駆けと言えば、何と言ってもサムスンのGalaxy Z foldですが、iPhone版の折りたたみ端末はどんなところで差別化してくるのか気になりますね。
AppleのことだからGalaxy以上の完成度の折りたたみデバイスを作ってくれると思うのですが。
(参照:DIGITIMES, tom’s guide)
Foxconnが折りたたみiPhoneの検証テストを実施
(2020年11月22日追記)
台湾メディアの経済日報によると、AppleがサプライヤーのFoxconn(フォックスコン)に、折り畳み式のiPhoneの開閉テストでデバイスのベアリング(折り畳み部品)の評価を依頼したとのことです。FoxconnはiPhoneの組み立てを担う主要サプライヤーです。
Foxconnは、10万回以上の開閉テストを実施する模様です。(通常のノートパソコンの同様のテストでは、2万回から3万回の間で開閉する必要があることです。)
また、かねてよりAppleがサムスンに折りたたみ式ディスプレイのサンプルを注文したという噂がありましたが、やはり折りたたみ式iPhoneのディスプレイパネルはサムスンが提供するとのこと。
8GBメモリ、256GBストレージ?
海外メディアTHE Verifierが折りたたみiPhoneのスペックについて8GBメモリ(RAM)を搭載し、ストレージは256GBになると伝えています。
情報はApple内部関係者からの情報とのことですが、折りたたみiPhoneについてはまだまだ開発段階なので、最終的なスペックはどうなるかはまだ不明です。
あくまで参考程度に考えておくのがよさそうですね。
(参照:THE Verifier)
「iPhone 12 Flip」のコンセプト動画が公開
(2020年8月17日追記)
YouTubeチャンネルConceptsiPhoneが「iPhone 12 Flip」のコンセプト動画を公開しています。
Appleによって開発が噂されている折りたたみ式iPhoneを、Galaxy Z Flipのような縦長の端末を上下二つ折りにするタイプで表現したものになります。
iPhone 12をベースに、真ん中で水平方向に折りたたむことができるデザインですね。
このコンセプトの折りたたみiPhoneが実現すれば、iPhone 12 Pro Maxなどの大画面モデルもコンパクトに持ち歩ける端末にアップデートされるのではないでしょうか。
あくまでコンセプト動画とは言え、実現を期待してしまいます。
(参照:ConceptsiPhone)
折りたたみiPhoneにはノッチが搭載されない?
(2020年6月18日追記)
著名リーカーのJon Prosser氏が「foldable iPhone(折りたたみiPhone)」についてツイッターで情報を公開しています。
Apple’s “foldable” iPhone isn’t really a foldable. 🧐
The current prototype has two separate display panels on a hinge.
Round, stainless steel edges like current iPhone 11 design.
No notch — tiny forehead on outter display that houses Face ID.
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 15, 2020
2020年6月時点での折りたたみiPhoneのプロトタイプ(試作機)は、2つの独立したディスプレイパネルをヒンジで繋げたような設計とのことです。
iPhone 11のデザインのように、丸みを帯びたステンレススチールのエッジが採用されているとのこと。
2つの独立したディスプレイパネルにはFace IDが搭載されず、外側ディスプレイの小さな額に Face IDが格納されるとのことです。
また、2つの独立したディスプレイパネルをヒンジで繋げた構造は、2台のスマートフォンをくっつけたようには見えないほど、連続的で継ぎ目がないように見えるとのことです。
(参照:Jon Prosser氏)
2つの独立したディスプレイを搭載した端末というと、デュアルスクリーン化できるLG V60 ThinQ 5Gなどのデザインが思い浮かびます。
ただし、LG V60 ThinQ 5Gは2つのディスプレイの真ん中に極太のヒンジが目立つデザインで、Appleが開発している折りたたみiPhoneは連続的で継ぎ目がないように見えるとのことなので、よりスマートなデザインになることが予想されます。