iPhone 買い替えタイミングはいつがベストなのか。
iPhoneの寿命から買い替え時期・目安を考察するページです。
今や生活に欠かせない必需品と言えるiPhoneですが、毎日使っているうちに買い替えるタイミングが分からなくなりがちです。
一般的には以下のようなタイミングでiPhoneを買い替えるユーザーが多いかと思います。
・新型iPhoneが出るたび1年ごと(毎年)買い替え
・通信キャリアのプログラムに合わせて2年ごとに買い替え
・3年以上使ってスペックが見劣りしてきたので買い替え
・かなりの年数使ってバッテリー寿命など不具合が発生したので買い替え
どのタイミングで買い替えるかは人それぞれ。
ただ、iPhoneの買い替えタイミングにはベストタイミングがあるのも事実です。
使っていiPhoneやユーザーにとってベストなiPhoneの買い替えタイミングをチェックしていきましょう。
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ちなみにドコモは割引クーポンを不定期で配布しています。
クーポンが発行されるかはタイミングによりますが、気になる人は購入前にクーポン配布ページを確認してみるのがおすすめです。
ドコモオンラインショップのクーポンに関しては別の記事にまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
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それでは「iPhoneの買い替えタイミングはいつ?iPhoneのベストな買い替え時期・目安」をまとめていきます。
iPhone 買い替えのベストタイミングはいつ?
iPhone(アイフォン)の買い替えについてベストタイミングをユーザーごとにまとめると下記のようになります。
iPhone買い替えタイミング
①とにかく新しい物好き、新機種好き →1年ごとに(毎年)買い替えるのがベスト
②通信キャリアでお得に使いたい →2年ごとに買い替えるのがベスト
③スペック的に快適に使いたい →3年ごとに買い替えるのがベスト
④とにかく長く使いたい →4〜5年ごとに買い替えるのがベスト
それぞれ買い替えタイミングとして最適である理由を見ていきましょう。
①1年ごと(毎年)の買い替えがベストタイミングなのは、新モデル好き
1年ごと(毎年)の買い替えがベストタイミングなのは、iPhoneの新モデル好きなユーザーです。
Apple信者という言葉で表現されるように、Appleという企業には多くのファンがついています。
同じようにiPhoneにも毎年新型を楽しみにしているファンが沢山います。
Appleは例年9月に新型iPhoneを発表していますが、iPhoneファンのユーザーは発表後に必ず予約をし、毎年買い替えているという人も多くいます。
もちろん経済面から言うとiPhoneはそんなに気軽に買い替えられるような価格設定をしていません。
今やモデルやストレージによっては20万円以上・30万円以上する機種も珍しくありません。
1番安いモデルでも10万円越えの値付けだったりしますし、円安など為替の影響で新モデルごとに日本市場での販売価格は釣り上がっていっています。
コストパフォーマンスから言うと、1年ごと(毎年)の買い替えというのは最悪と言えるかもしれません。
しかし、毎年買い換えたいiPhoneファンからするとそんなことは考えてもしょうがないでしょう。
iPhoneの熱狂的ファンからすると新しいiPhoneを手にする喜びこそ至高であり、毎年登場する新モデルを手にせずにはいられないのです。
とにかくiPhoneが大好きなユーザーからすると、コスパなどは考えず、脳死状態で毎年買い替えることこそが合理的だったりします。
iPhoneを通してAppleにお布施できることに喜びを感じる人もいるでしょう。
毎年iPhoneの新型を心待ちにしているユーザーは、1年ごと(毎年)の買い替えベストタイミングと言えます。
新しいモノ好きなミーハーな人も同様です。
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②2年ごとの買い替えがベストタイミングなのは、大手キャリアのiPhoneユーザー
2年ごとの買い替えがベストタイミングなのは、大手キャリアのiPhoneユーザーです。
今や最新iPhoneは最低でも3年以上は使える処理性能や耐久性を有しています。
しかし、大手キャリアの端末割引プログラムは、基本的には2年ごとの買い替えで大幅に割引が適用されるシステムを採用しています。
各キャリアの端末割引プログラムを簡単にまとめると下記のようになります。
・ドコモ:いつでもカエドキプログラム →24回払いで購入し、23か月目にiPhoneを返却で残価額の支払いが不要
・au:スマホトクするプログラム →24回払いで購入し、25ヶ月目にiPhoneを返却で残価額の支払いが不要
・ソフトバンク:新トクするサポート →48回払いで購入し、25ヵ月目のiPhoneを返却で最大24回分の分割支払金の支払いが不要
・楽天モバイル:楽天モバイル買い替え超トクプログラム →48回払いで購入し、25ヶ月目以降にiPhoneを返却することで最大24回分の支払いが不要
キャリアの端末割引プログラムは、分割払いによる購入と端末の返却を前提としており、条件をクリアすることで大幅にiPhoneの実質負担額を軽減する仕組みとなっています。
基本的に1年では新しいiPhoneに買い替えずに、2年ごとのタイミングで買い替えることを想定した割引プログラムとなっています。
なので、大手キャリアのiPhoneユーザーは、2年ごとに新しいiPhoneへ買い替えるのがベストタイミングと言えます。
今時のiPhoneは1世代くらいでは大したスペックの差が感じられない傾向があり、2年ごと買い替えとすることでスペックの進化も実感しやすいメリットがあります。
2年ごとのiPhoneに買い替えはコスパ面でもスペック面でも非常に合理的と言えます。
③3年ごとの買い替えがベストタイミングなのは、快適に使いたいユーザー
iPhoneをスペック面で快適に使いたい人は、3年ごとの買い替えがベストタイミングです。
最近のスマホは1度買えば、3年以上は使い続けられる性能と耐久性があります。
ただ、iPhoneは毎年新型を出しているので、新型もモデルが出た時点で前年のモデルは型落ちとなります。
1年程度ではスペック差やデザインの違いなどは実感しにくいものの、2年・3年と経過することで新型モデルとかなりの違いが生まれている可能性があります。
また、iPhoneを長く使っていると動作がもっさりしてきたり、バッテリーが劣化して電池持ちが悪くなったりと、快適に使えなくなっていきます。
新しいiPhoneへ3年ごとの買い替えとすることで、快適性を保ちつつ運用することができます。
新しいiPhoneへ買い換えれば、動作もヌルヌル、かつバッテリー状態も良好になり、快適に使い続けられるでしょう。
iPhoneのデザイン刷新も3年程度ごとに実施されるので、3年ごとに買い替えることで、スペックの進化だけでなく、デザインの刷新も実感できるでしょう。
iPhoneを快適に使い続けたい人は、3年ごとの買い替えがベストタイミングと言えるでしょう。
④4〜5年ごとの買い替えがベストタイミングなのは、とにかく長く使いたいユーザー
とにかく長くiPhoneを使いたいユーザーは、4〜5年ごとの買い替えがベストです。
一度買った端末を長く使い続けることは経済的ですが、長く使えば使うほど、下記のような不具合も出てきます。
・画面や筐体が傷だらけになってきた
・バッテリーが劣化してきた
・動作がモッサリしてきた
・最新OSへのアップデート
iPhoneは筐体に耐久性の高いチタニウム・ステンレス・アルミニウムなどの素材を使用。
ガラスパネルもるCeramic Shield(セラミック・シールド)という非常に頑丈な素材を採用しています。
ただ、長年使っていると、筐体の傷はかなり気になってくるでしょう。
落下させたことがある人は、ガラス割れも起こっているかもしれません。
また、4〜5年以上使っていれば、バッテリーも確実に劣化しています。
iPhoneのバッテリーはだんだんと電池持ちが悪くなっていくので、フル充電しても購入当時より速く電池切れしてしまうはず。
さらにiPhoneは使い続けると動作がモッサリしてくることがあります。
これは、不必要なデータが蓄積されたりOSのアップデートを繰り返すことによって引き起こされます。
4〜5年以上使っていると、最新OSへのアップデート対応状況や修理がスムーズに受けれるかなど保証状況も気になってきます。
このようにiPhoneを使う上での快適性や安全性などを考えると、1つの端末を長く使い続けている人もどこかのタイミングで買い換える必要性があるかと思います。
iPhoneを長く使いたいユーザーも、最低でも4〜5年ごとの買い替えるのがおすすめです。
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iPhoneの買い替えがお得な時期はいつ?
ユーザーごとにiPhone 買い替えのベストタイミングをチェックしてきました。
この段落では、1年のうちでiPhoneの買い替え向いてるお得な時期(シーズン)はいつなのかを考察します。
iPhoneの買い替えにおすすめな時期(シーズン)は、下記の2パターンになります。
①9月/10月 →新型iPhoneが発売され、iPhone買い替え向けのキャンペーンが多数展開される。
②3月/4月 →新生活シーズン向けに通信キャリアのお得なキャンペーンや割引が実施される。
iPhoneの新モデルが発売される9月/10月。新生活時期の3月/4月がお得でおすすめなiPhoneの買い替え時期になります。
1年で半年ごとに買い替えに向いた時期が訪れる形です。
9月/10月は、新型iPhone発売に付随するキャンペーンでお得
Appleは、毎年9月に新型iPhoneを発売します。
*iPhone12シリーズのように、生産の遅れから発売日が10月・11月に遅延した年などもあります。
ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手通信キャリアでは、iPhoneの新モデルの発売に合わせてお得なキャンペーンを多数実施します。
通常時実施されているキャンペーンにも新型iPhoneが追加されたりと、手厚い割引サービス・優遇を受けることができます。
・ドコモ→ 5G WELCOM割
・au→ au Online Shop お得割・5G機種変更おトク割
・ソフトバンク→ オンラインショップ割
・楽天モバイル→ 対象iPhoneが最大19,000ポイント還元キャンペーン
9月/10月期は、iPhone対象のキャンペーンが多数展開されるので、お得に買い替えるのに最適な時期と言えます。
キャンペーンは、新モデルはもちろん旧型にも適用される傾向もあり、iPhone全般を買い替えるのによい時期です。
また、各キャリアでは機種代金の実質負担額を大幅に引き下げる独自の端末割引プログラムが用意されていますが、もちろん新モデルも追加されます。
端末割引プログラムは、分割払い + 端末返却を前提として機種代金の負担を軽減する仕組みです。
・ドコモ→ いつでもカエドキプログラム
・au→ スマホトクするプログラム
・ソフトバンク→ 新トクするサポート
・楽天モバイル→ 買い替え超トクプログラム
端末割引プログラムは、先述したお得な割引キャンペーンとも併用でき、合わせて利用することでAppleストア直販以上にお得に新型iPhoneに買い替えることができます。
さらに、新型iPhoneの発売に合わせて、9月/10月期に各キャリアはiPhoneの下取り価格を増額する傾向があります。
旧型iPhoneから新型への買い替え・乗り換えを促進するための施策です。
ユーザーは今使っているiPhoneを下取りに出すことで、通常時よりも融通された下取り価格でお得に新型へ買い替えることができます。
【関連】ドコモ → ドコモ iPhone 下取り価格
【関連】au→ au iPhone 下取り価格
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モデルによって通常時よりも数万円下取り価格が増額されることがあります。
基本的に下取り額は発売日が新しいモデルほど高値がつきますが、新型iPhoneシーズンに関しては、一部の旧型もかなり下取り価格が増額されていることがあるので要チェックです。
キャリアとしてはいつまでも古い機種を使い続けてもらうよりは、少しでも新しいiPhoneへの買い替えを促したいのでしょう。
各キャリアのiPhoneの下取りプログラムは、キャンペーンや端末割引プログラムと一緒に利用することができます。
キャンペーン + 端末割引プログラム + 下取りプログラムを合わせて利用することで、最大限お得にiPhoneを買い替えることができます。
紹介したお得な施策は新型iPhoneはもちろん対象となりますが、旧型iPhoneにも適用できるものも多数あります。
新型iPhoneが発売される9月/10月は、キャリアから様々なキャンペーンが提供されるので、新型も旧型もお得になります。
毎年9月/10月は、iPhoneの買い替えがお得な時期と間違いなく言えるでしょう。
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3月/4月も新生活シーズン向けキャンペーンでお得
3月/4月は新型iPhoneの発売から半年が経ち、iPhone需要や相場が落ち着いてくる時期ですが、この時期もお得なiPhoneを買い替えるには適した時期です。
3月/4月と言えば、学生や新社会人が新生活をスタートさせるタイミングです。
多くの人が、使っているスマホ・iPhoneを新調したり、通信キャリアの乗り換えを実施する時期とも言えます。
このタイミングで、各キャリアは新生活シーズン向けのお得なキャンペーンを多数実施します。
・学割サービス
・U22(22歳以下)・U30(30歳以下)など若者向けキャンペーン
・iPhoneを含めた端末の割引セール
毎年実施される学割に相当するサービスやU22やU30など若者向けの割引キャンペーンなども、新生活需要から3月/4月中も実施される傾向があります。
また、iPhoneを含めた端末の割引セール・値下げも期待できる時期です。
新型iPhoneも発売から半年経過するので、機種代金や割引率が見直され、新モデルがさらにお得になる可能性もあります。
3月/4月は、学生や新社会人に特にお勧めしたいiPhoneの買い替えがお得な時期です。
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iPhoneの寿命はいつ?何年使えるのか?
iPhone 買い替えのベストタイミングとお得な買い替え時期を紹介してきましたが、そもそもiPhoneの寿命はいつなのか。
いまだにiPhone 7・iPhone 8・iPhone Xなど、かなり古い旧型モデルを使用し続けている人も見かけます。
iPhoneはどれくらい使えるのかが気になる人もいるでしょう。
iPhoneの寿命については、Appleが公式サイトでアナウンスしているので参照しましょう。
最初の所有者を基準にした使用年数について、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOS、iPadOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年とするモデルを採用しています。ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合最初の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。製品のエネルギー使用量に関する詳しい情報については、Appleの製品環境報告書をご覧くだ
さい。
(引用:https://www.apple.com/jp/environment/answers/)
iPhoneの寿命について、Appleの公式見解をまとめると下記になります。
iPhoneの寿命
・iPhone(iOS)・iPad・Apple Watch製品は、3年を使用年数の基準としている
・実際はほとんどのApple製品の耐用年数が、3年より長い
iOS搭載デバイスであるiPhoneは、最初の所有者が3年間使い続けられることを想定して製造されていることが案内されています。
また、実際にはほとんどのApple製品の耐用年数が3年より長いことも付け加えられています。
つまり、基本的には購入してから3年間がiPhoneの寿命として想定されているが、実際に使い続けることができる寿命はもっと長いということ。
iPhoneの寿命はかなり長いということです。
実際にiPhoneはiPhoneXSやiPhone11など、数年前に発売されたモデルも現役で使っている人も多くいるので、iPhoneの寿命が3年どころではないというのは実感として合っています。
iPhoneの寿命とは?
iPhoneの寿命が長いことは分かったけど、そもそもiPhoneの寿命とは何なのでしょう。
iPhoneがどのような状態(ステータス)になったら、寿命が来た=買い替えるタイミングと判断して良いのでしょうか。
iPhoneの寿命を判断するポイントをまとめると下記のようになります。
iPhone寿命の診断ポイント
・バッテリーの劣化(電池持ちが悪くなった)
・動作がもっさり
・ディスプレイの不調(割れ・画面焼けなど)
・ディスプレイの表示が立ち上がらない(起動しない)
・筐体内部が破損
・iOSの最新アップデートに対応していない
・Appe公式の修理・サポートを受けられない
バッテリーの劣化(電池持ちが悪くなった)
バッテリーが劣化し、電池持ちが悪くなったら寿命がきている可能性があります。
iPhoneは繰り返し充電可能なリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
リチャージャブルバッテリーは充電回数に限りがあり、充電を繰り返すことで劣化し、最大容量が低下していきます。
最大容量が低下したiPhoneは、満充電しても新品時よりも電池持ちが悪くなってしまいます。
買いたて新品のiPhoneはバッテリー持ちがよいですが、使い続けているとどうしてもバッテリーが劣化し、電池持ちが悪くなってしまうのです。
なので、iPhoneのバッテリーの劣化具合というのは、注意を払う必要があります。
以前よりも頻繁にiPhoneの充電をしなくてはいけなくなったら、iPhoneの寿命で、買い替える時期と判断できるでしょう。
*バッテリーに関しては、バッテリー交換をしてもらって延命する方法もあります。バッテリーが劣化している頃にはスペックなどでも不具合や不満点が出てくるので買い替えがおすすめですが。
iPhoneのバッテリーの状態については、iPhoneの設定画面から確認することが可能です。
設定アプリ→バッテリー→バッテリーの状態と充電をチェックすることで、現在の最大容量を確認することができます。
新品時は100%ですが、使用するにつれてだんだんと最大容量は低下していきます。
90%以下になると、電池持ちが悪くなったことを実感できるかと思います。
最大容量が80%以下となった場合は、充電サイクルがかなり頻繁になることが想定され、iPhoneの買い替えを検討してもよいかもしれません。
動作がもっさり遅くなってきた
iPhoneを使い続けていると動作がもっさりしてくる傾向があります。
新品だったときはキビキビ動作していたのに、いつの間にか処理が遅くなり、ストレスに感じてくることがあります。
iOSのアップデートに搭載チップの性能がついていけてなかったり、相性が悪かったり、内蔵ストレージが劣化し読み込みや書き込みが遅くなるなど様々な要因で引き起こされます。
動作が遅くなった場合は、iPhoneを初期化することでリセットし、動作を速くすることも可能です。
ただ、いちいち初期化が必要なほど動作が遅くなってしまっていたり、初期化しても元の状態に戻らないようなら、iPhoneの寿命と考えて良いでしょう。
動作が遅い端末は、想像以上にストレスがかかるものです。
iPhoneを買い替えて、快適な動作を手に入れましょう。
ディスプレイの不調(割れ・画面焼けなど)
ディスプレイの割れや画面焼けなど、画面の不具合もiPhoneの寿命を判定する上で大切な要素です。
iPhoneでよくあるトラブルが、落下させて筐体が損傷してしまうこと。
筐体の側面や背面が凹んだり傷ついた程度なら使い続けてもよいですが、ディスプレイ画面が割れてしまった場合は要注意です。
割れてヒビが入ってしまった表示画面は、見ずらく視認性も落ちてしまいます。
iPhoneのディスプレイパネルはガラス素材なので、ガラスの破片に気をつけなくてはなりません。
また、画面が割たまま使い続けると誤操作も増えますし、タッチパネルの不具合も引き起こす可能性があります。
さらに、ガラス割れしたiPhoneは防水性能も低下してしまうので、使い続けることはおすすめできません。
ディスプレイの割れが酷い場合は、iPhoneの寿命と言えます。
ディスプレイに関しては、iPhone15やiPhone14など最新モデルは有機ELディスプレイを採用している都合上、画面焼けにも注意が必要です。
有機ELディスプレイは、高コントラストで高精細な画面表示が可能ですが、一方で同じ画面表示を長時間続けると焼き付き残像が残ってしまう弱点があります。
iPhone15 ProやiPhone14 Proなどで実装された常時表示ディスプレイは便利な機能ですが、画面の焼き付きを促してしまう可能性もあります。
一度焼き付いて劣化したディスプレイを元に戻すことはできないので、iPhoneの寿命と考えて良いでしょう。
【関連】→ iPhone15 iPhone14 違い比較
ディスプレイの表示が立ち上がらない(起動しない)
iPhoneを使っていると、ディスプレイの画面表示が立ち上がらない、電源ボタンを押しても起動しないという状況があります。
iPhoneを買って間もなくこうした現象が起こってしまった場合は、故障している可能性があり、Appleのサポートに連絡することで修理対応してくれるかもしれません。
ただ、長年使っていてある日突然、画面表示が立ち上がらなくなった場合は、iPhoneの寿命と言って良いでしょう。
スマートフォンが動作しなくなり復旧が難しい状態を「文鎮化」と言いますが、まさにその状態です。
保証なしの状態で起動しないiPhoneを修理するのはかなりコストもかかることが想定されるので、買い替えのタイミングと捉えるのがよいでしょう。
筐体内部が破損
iPhoneの筐体内部が破損している場合、かなりの確率で寿命と言えます。
筐体の傷や割れなど外見的な損傷は気付きやすいものの、内部の破損は気付きにくいですが深刻な問題を引き起こしている場合があります。
長年iPhoneを使っていると不意に落下させてしまったけど、無傷だったのでそのまま使い続けているというパターンも多いかと思います。
ただ、実は落下させてしまった時に、筐体内部を損傷してしまっている可能性があります。
iPhoneの筐体内部が損傷するとしばらくは普通に使えてたのに、いきなり画面表示が乱れたり、最悪画面が立ち上がらなくなってしまうことがあります。
実際、自分もこのケースで画面が立ち上がらなくなり、Appleストアで診断してもらったところ、筐体内部が損傷してしまっているとのことでした。
筐体内部が損傷している場合の修理額はかなり高額なので、新しいiPhoneへ買い替えてしまった方が経済的だったりします。
iPhoneの筐体内部が破損してしまった場合は、iPhoneの寿命と言って差し支えないでしょう。
iOSの最新アップデートに対応していない
iOSの最新アップデートに対応していない場合も寿命と捉えてよいでしょう。
iPhoneが採用しているiOSはかなり古い端末まで対応していますが、新しいiOSがリリースされるごとにアップデート対象外のモデルが追加されています。
iOSサポート対象外となってしまうと最新のiOSにアップデートすることができません。
iOSは機能的にもセキュリティ的にも、最新のものにアップデートすることが望ましいとされています。
古いデバイスで古いiOSのまま使い続けることは、Appleのサポート対象外となり、あくまで自己責任となります。
手元のiPhoneがiOSアップデートに対応しなくなってしまったら、寿命が来たと考え、買い替えてしまうのがよいでしょう。
2023年11月現在、最新のiOS 17に対応している端末をまとめると下記のようになります。
モデル名 | |
iOS 17対応のiPhone | iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone Xs iPhone Xs Max iPhone XR iPhone SE(第2世代) iPhone SE(第3世代) |
(参照:https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphe3fa5df43/ios)
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Appe公式の修理・サポートを受けられない
使っているiPhoneが、Appe公式の修理・サポートを受けられない状態となったら、寿命が来たと言えます。
通常は買ったばかりのiPhoneはAppleの正規サポートや修理を受けることができます。
しかし、古い端末はすでに正規サポート対象外となってしまっている可能性もあります。
Apple製品は販売中止から年数が経過すると下記のような製品カテゴリーの扱いとなります。
・ビンテージ製品:販売中止から 5 年以上 7 年未満の製品
→Apple Storeや正規サービスプロバイダの修理サービスの対象外
・オブソリート製品:販売中止から 7 年以上が経過した製品
→Apple Storeや正規サービスプロバイダの修理サービスの対象外。システムアップデート、セキュリティアップデートも対象外。
Appleストアでの販売中止から 5 年以上 7 年未満の製品は、「ビンテージ製品」となり、Appleの正規修理サービスを受けることができなくなります。
さらに、販売中止から 7 年以上が経過した製品は、「オブソリート製品」となり、システムアップデート、セキュリティアップデートも対象外となってしまいます。
「ビンテージ製品」となった場合も、非正規の店舗で修理を受けることはできますが、やはり正規サポートが受けられないのは心許ないです。。
まして、「オブソリート製品」となってしまった場合は、セキュリティの観点からもリスクがあります。
Appe公式の修理・サポートを受けられない場合は、iPhoneの寿命と捉え、積極的に買い換えるとよいでしょう。
iPhone 買い替えタイミング:まとめ
iPhone 買い替えタイミングやiPhoneの寿命などをチェックしてきました。
最後に記事内容を復習すると下記にようになります。
メモ
【iPhone 買い替えのベストタイミング】
①とにかく新しい物好き、新機種好き →1年ごとに(毎年)買い替えるのがベスト
②通信キャリアでお得に使いたい →2年ごとに買い替えるのがベスト
③スペック的に快適に使いたい →3年ごとに買い替えるのがベスト
④とにかく長く使いたい →4〜5年ごとに買い替えるのがベスト
【iPhoneの買い替えにお得な時期】
①新型iPhoneが発売される9月/10月
②新生活時期の3月/4月
→お得なキャンペーンが多数提供され、iPhone買い替えにおすすめな時期
【iPhoneの寿命】
☆iPhoneは3年使うことを想定して製品化されているが、実際はそれ以上に長く使い続けることができる。
→バッテリーの劣化、画面の動作や不具合がでたら寿命の可能性あり
iPhone 買い替えのベストタイミングは人それぞれ。
紹介したのはあくまで買い替えの目安です。
ただ、多くの人にとっては、キャリアの端末割引が受けやすい2年ごとに買い替えや、やや経済的でデバイスの進化も実感しやすい3年ごとに買い替えが最適かもしれませんね。
もちろん、iPhoneの寿命は皆さんが想定してるよりかなり長生きなので、思いっきり使い倒してから買い替えるのも大いにアリでしょう。
致命的な不具合が出て寿命が来てからの買い替えよりは、予めバッテリーの劣化、画面の動作をチェックしておいて、不具合が出る前に買い替えてしまうのがスムーズでおすすめです。
【最新iPhone】は公式オンライン
【関連】→ iPhone サイズ・大きさ・重さ
それでは「iPhoneの買い替えタイミングはいつ?iPhoneのベストな買い替え時期・目安」でした。