今回はAnkerの新製品「Anker PowerCore 10000 PD」をレビューします。
USB-C PD(Power Delivery)対応10000mAhモバイルバッテリーの決定版的な存在が登場です。
世界最小&最軽量級のコンパクトさと、USB-C PD対応で最大18W出力のパワフルさを合わせ持った新型モバイルバッテリー。
入出力ともにUSB-C PD対応なので、「Anker PowerCore 10000 PD」本体への充電も高速で行え、非常に実用的な逸品となっています。
それでは「Anker PowerCore 10000 PDレビュー:世界最小&最軽量級のUSB-C PD対応10000mAhモバイルバッテリー!」を書いていきます。
お得な機種変更情報
Anker PowerCore 10000 PDのおすすめなポイント
使い勝手など早く知りたい人もいると思うので、最初におすすめなポイントをまとめておきます。
Anker PowerCore 10000 PD
- 入出力ともUSB-C PD対応で最大18W出力のパワフルさ
- 10000mAhモデルで入出力ともUSB-C PD対応したのは初めて
- 10000mAh以上かつUSB PD対応のモバイルバッテリーでは世界最小&最軽量のコンパクトさ
- USB-Cポート/USB-A ポートの2ポートから同時に2台のガジェットを充電可能
- USB-C PD対応の急速充電器&ケーブルと一緒に使用すると約 3.5 時間で本体を満充電できる
- 低電流モードを搭載しているのでイヤホン等の小型電子機器も最適な電流で安全に充電できる
- Anker 独自の多重保護システムと長寿命バッテリーセルを採用し、安全性が高い
Anker PowerCore 10000 PDの購入方法
Amazonなどのオンラインストアで購入することができます。
定価は4,599円です。
それでは次の段落から詳しいレビューをしていきます。
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Anker PowerCore 10000 PDのパッケージと同梱物
パッケージはこちら。
同梱物は、トラベルポーチ・USB-C & USB-C ケーブル・取扱説明書です。
USB-C & USB-C ケーブルが付属しているのが嬉しいですね。
Anker PowerCore 10000 PDの魅力は何と言ってもUSB-C PDですから。
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Anker PowerCore 10000 PDのサイズと外観
世界最小&最軽量クラスのコンパクトさ(USB-Cモバイルバッテリーとして)
そして、こちらがAnker PowerCore 10000 PDです。
持ちやすく程よい大きさの10000mAhモバイルバッテリー。
(手前:Anker PowerCore 10000 PD 奥:Anker PowerCore 10000 Redux)
形としては先にリリースされた同じ10000mAhモデルであるAnker PowerCore 10000 Reduxに非常によく似ています。
Anker PowerCore 10000 Reduxと厚みと幅は同じで、長さが1cmだけ長いのがAnker PowerCore 10000 PDです。
重さは192gです。
製品名 | 寸法(サイズ) | 重さ |
PowerCore 10000 PD | 約114 x 52 x 25mm | 192g |
PowerCore 10000 Redux | 約104 x 52 x 25mm | 184g |
Anker PowerCore 10000 Reduxよりは大きくなっていますが、Anker PowerCore 10000 PDはUSB PD 対応のモバイルバッテリーとしては世界最小&最軽量クラスのコンパクトさです。
Anker PowerCore 10000 Redux(最大12W出力/USB-Cポートなし)に、USB-C PDポートを加えて最大18W出力にパワーアップしたのがAnker PowerCore 10000 PDです。
出力が1.5倍にパワーアップしているのに、長さが1cm長くなるだけ。重さも8gしか変わらないなんて凄いです。
Anker PowerCore 10000 PDは、コンパクトだけどパワフルなモバイルバッテリーを探している人におすすめしたいです。
ヘアライン加工でよく手に馴染む
表面にはヘアライン加工が施されています。
滑り止め効果があり、持った時に手のひらによく馴染みます。
ついつい触りたくなるような、触り心地の良さが好印象です。
分かりにくいけど、よく見ると線状に筋目(ヘアライン)が走っているのが分かるでしょうか。
この加工が地味にいいんですよ。
こんなに触り心地の良いモバイルバッテリー、なかなか他のメーカーにはないかと。
ヘアライン加工はAnker PowerCore 10000 Reduxと同様の仕様となっています。
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初の入出力ともにUSB-C PD対応した10000mAhモデル
需要の多い10000mAhモデルで非常に実用的なモバイルバッテリーが登場
Anker PowerCore 10000 PDの特徴はやはり何と言ってもPD対応のUSB-Cポートを搭載していることです。
今までは入力のみUSB-C PD対応というモデルもありましたが、Anker PowerCore 10000 PDは入出力ともにUSB-C PD対応。
これは10000mAhモデルとしては初めてです。
容量10000mAhというのはiPhone XSを約2.6回、iPad Proを約0.8回程度充電が可能な大きさです。
USB-C PDを使えばモバイルバッテリー本体の充電も約3.5時間で満充電可能です。(側面にある4段階のインジケーターが4つ光れば充電完了)
そして、もちろんモバイルバッテリーから色々なガジェットへの充電も高速で行うことができます。
需要が1番ある10000mAhモデルの中でも、非常に実用的なモバイルバッテリーとなっています。
2つあるポート(USB-C PDポート/USB-A ポート)の出力の違いは下記の通りです。
ポート | 最大出力 |
USB-C PD | 18W |
USB-A | 10W |
USB-C PDポート/USB-A ポートのどちらも使って、同時に2つのガジェットの充電を行うことも可能です。
コンパクトながら、とにかくパワフルなモバイルバッテリー。
iPad Proなどバッテリー10000mAh級のUSB-C搭載ガジェットを充電するのに最適
USB-Cポートのあるガジェットとの相性は抜群です。
特にUSB-C PDポートを搭載しているiPad Pro(第3世代)には最適かと思います。
最大18W出力ということは、iPad Pro(第3世代)付属の電源アダプタ(18W出力)と同等のスピードでの充電が可能です。
外出時での充電はAnker PowerCore 10000 PDを持っていけば十分ですね。
電源アダプタを持ち歩く必要がなくなります。
その他、MacBookなどUSB-C PD対応機器との使用もおすすめです。
低電流モードにも対応
サイドにある電源ボタンを2回押し、または2秒間長押しすると低電流モードに切り替わります。
画像のようにインジケーターの1つが緑色に点灯。
低電流モードはイヤホンなどの小型電子機器に最適な電流を流してくれます。
小型のガジェットも安全に充電することが可能です。
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Anker PowerCore 10000 PDと一緒に使うのがおすすめなアイテム
ここではAnker PowerCore 10000 PDと一緒に使うのがおすすめなアイテムを紹介します。
Anker PowerCore 10000 PDの性能をさらに引き出し、より快適に使用することができます。
Anker PowerPort Atom PD 1
発売しては完売を繰り返した大人気の超コンパクトな次世代USB-C急速充電器Anker PowerPort Atom PD 1。 です。
Anker PowerCore 10000 PDには充電器が付属していないので、別に用意しておいた方がよいです。
それももちろんPD対応で急速充電できる充電器を。
Anker PowerPort Atom PD 1はコンパクトながらPD対応で30W出力のパワフルさ。
約 3.5 時間でAnker PowerCore 10000 PDを満充電することが可能です。
充電効率と安全性に優れた次世代パワー半導体素材「GaN」(窒化ガリウム)を採用し、4cm 四方でゴルフボールと同サイズ、重さは約53gという驚異的なサイズ感を実現しています。
こんなに小さくてパワフルなUSB-C PD対応急速充電器はなかったので、発売当初は大きな話題になりました。
PD対応10000mAhモバイルバッテリーとしては世界最小クラスのAnker PowerCore 10000 PDと一緒に使うのにふさわしい急速充電器と言えるでしょう。
両方持ち歩いても約245gなので荷物もかさばらず、最高の組み合わせです。
Anker PowerPort Atom PD 1を見る
Anker PowerPort Atom PD 1のレビュー記事はこちら
Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル
Anker PowerCore 10000 PDにはUSB-C & USB-C ケーブルしか同梱されていません。
つまりiPhoneや旧型のiPad Proなどlightening(ライトニング)ポートを搭載している機器をPD急速充電するには、別売りのPD対応USB-C & ライトニング ケーブルを用意する必要があります。
AnkerもAppleのMFI認証を取得した「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」を販売しており、1つ持っておくと非常に便利です。
AnkerのUSB-C & ライトニング ケーブルはApple純正品よりリーズナブルながら高耐久なのが特徴です。
素材にこだわった結果、一般的なケーブルより12倍以上高い耐久性を実現しています。
Apple純正のUSB-C & ライトニング ケーブルよりも、ケーブルが太くて断線の心配がなくて安心感があります。
端子部分もひと回りゴツい作りになっていて、手厚く守られています。
(左:Apple純正 右:Anker PowerLine II)
太いケーブルなのですがしなやかさ、柔らかさがあって、ケーブルを収納する時に小さくまとめやすいメリットもあります。
Apple純正ケーブルは小さくまとめようとしても広がってしまいがちです。
ちなみにAnker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブルの方が0.9mとApple純正ケーブルより0.1m短くて使いやすい長さになっています。
使わない時や収納する時に便利なケーブルホルダーが付属するのも嬉しいポイントです。
「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」を使えば、Anker PowerCore 10000 PDでiPhoneをPD急速充電することができます。(PD急速充電に対応しているのはiPhone 8以降の機種です。)
もちろんAnker PowerCore 10000 PDのUSB-Aポートから充電してもよいのですが、やはりPD急速充電の方が高速です。
iPhone を 30 分で最大 50 %という驚異的な速さで充電することが可能。
USB-C & ライトニング ケーブルがあるとAnker PowerCore 10000 PDの性能をフルに活かせるので1つ持っておきましょう。
高耐久でリーズナブルなAnker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブルがおすすめです。
Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブルを見る
Apple純正 USB-C & ライトニング ケーブルはこちら
実用性では最高の10000mAhモデルでは!?
Anker PowerCore 10000 PDをレビューしてきました。
こんなちょうどいい容量でパワフルなモバイルバッテリーを探していた人も多いのではないでしょうか。
実用的で1番需要のある10000mAhモデルでUSB-C PD対応と非常に使い勝手のよい1台になっています。
しかもUSB-C PD非対応のAnker PowerCore 10000 Reduxと長さが1cm異なるだけのコンパクトボディで携帯性も良好です。
低電流モードや多重保護システムを搭載していてAnkerならではの安全面への配慮も手厚くなされています。
現時点で、実用性という観点では最高のモバイルバッテリーかと思います。
コンパクトでパワフルなモバイルバッテリーが欲しい人は、ぜひAnker PowerCore 10000 PDを手にとってみてください。
それでは「Anker PowerCore 10000 PDレビュー:世界最小&最軽量級のUSB-C PD対応10000mAhモバイルバッテリー!」でした!
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